社会人が留学するには?仕事を辞める前に読んでほしい記事【元留学カウンセラーが解説】

留学準備

「留学したいけど仕事はどうすればいい?辞めるしかないの?」

カウンセラー時代に社会人の方から最も多く受けた質問がこれです。

元留学カウンセラーのすえが、8年間で多くの社会人の留学相談に携わった経験をもとに、仕事を辞める前に知っておくべきことを正直にお伝えします。


社会人が留学する方法は3つある

社会人が留学を考えるとき、大きく分けて「転職を機に留学する」「休職して留学する」「退職して留学する」の選択肢があります。

方法メリットデメリット
休職して留学仕事を失わない会社の許可が必要・長期は難しい
転職のタイミングで留学キャリアの空白を説明しやすい転職先が決まる前に辞める必要がある
退職して留学期間・タイミングが自由収入がなくなる・再就職の不安

カウンセラー時代に最も多かったのは「退職して留学」でした。特に20代後半〜30代前半の方は、転職のタイミングと留学を組み合わせるケースが多かったです。


休職して留学できる?

ほとんどの会社では、長期にわたる休暇は許可されません。そのため留学するには、短期間の休職をお願いするか、または退職するかの選択を取ることになります。

休職で留学できるかどうかは会社の方針次第です。

休職留学ができるケース

  • 医療・看護などの専門職(人手不足で戻りやすい)
  • 外資系企業・グローバル企業(海外経験を評価する文化がある)
  • 大手企業(社内留学制度がある場合)

実際のところ

カウンセラー時代の経験から言うと、一般企業で休職して長期留学できた方はかなり少数でした。会社に相談してみる価値はありますが、断られた場合の覚悟も持っておくことが大切です。

休職する場合は上司に半年以上前から相談し、退職する場合は3ヶ月以上前に伝えるようにしましょう。


退職して留学するメリット・デメリット

メリット

社会人は退職すると再就職が難しいイメージもありますが、留学を通してスキルを身に付けたことで、キャリアアップに成功した人もいます。

  • 留学期間・タイミングを自由に決められる
  • 中途半端にならず留学に集中できる
  • 帰国後に転職活動ができる
  • 英語力+海外経験でキャリアアップにつながる

デメリット

  • 収入がなくなる
  • 社会保険・年金の自己負担が必要
  • 帰国後の再就職に不安がある
  • キャリアに空白期間ができる

仕事を辞める前に必ず確認すべきこと

カウンセラー時代に「退職してから相談に来た」という方が多く、準備不足で後悔されるケースも見てきました。辞める前に必ず以下を確認してください。

① 貯金はどのくらいあるか

留学費用だけでなく、帰国後の生活費・転職活動中の生活費も必要です。最低でも留学費用+帰国後6ヶ月分の生活費を確保してから渡航しましょう。

② 帰国後のキャリアをイメージしているか

計画性が曖昧なまま退職留学を選んでしまうと、成果が中途半端になり、最もリスクが高い形になってしまうことが多いため、事前の準備を徹底することが大切です。

「英語力を上げて転職したい」「海外勤務を目指したい」など、具体的なゴールを決めてから留学しましょう。

③ 失業給付金は受け取れるか

自己都合退職の場合、ハローワークで手続きをすれば失業給付金を受け取れます。ただし留学中は受け取れないので、帰国後に申請するタイミングを考えておきましょう。


社会人留学におすすめの国・期間

おすすめの国

期間特徴
オーストラリア3ヶ月〜1年治安が良い・ワーホリも使える
カナダ3ヶ月〜1年費用を抑えやすい
フィリピン1〜3ヶ月短期・低コストで英語強化

おすすめの期間

社会人の留学で一番多く相談を受けたのは「3ヶ月〜6ヶ月」でした。この期間が英語力の向上とキャリアへの影響のバランスが一番取れています。

1ヶ月では英語力の変化をあまり実感できず、1年以上になるとキャリアへの影響が大きくなります。


社会人留学で後悔しないための3つのポイント

① 「なんとなく留学」は絶対NG

明確な目標なく渡航すると、帰国後に「何のために仕事を辞めたんだろう」と後悔します。「TOEIC800点を取る」「海外就職する」など具体的な目標を持って渡航しましょう。

② 帰国後の転職活動の準備をしてから渡航する

留学前に転職エージェントに相談して、帰国後どんな求人が出やすいかをリサーチしておくと安心です。英語力を活かせる職種・業界をターゲットにすると転職成功率が上がります。

③ 複数の留学エージェントに相談する

社会人の留学は「予算・期間・帰国後のキャリア」を総合的に考えながらプランを立てる必要があります。一社だけに相談して決めるのではなく、複数のエージェントに相談して比較することをおすすめします。


まとめ

社会人が留学するには「休職」「転職のタイミング」「退職」の3つの方法があります。どれが正解かは個人の状況によって違います。

大切なのは「仕事を辞めてから考える」ではなく、辞める前にしっかり計画を立てることです。

カウンセラー時代に見てきた留学成功者の共通点は、目標が明確で帰国後のキャリアまでイメージできていた方でした。

まずは複数の留学エージェントに資料請求して、自分の状況に合ったプランを比較してみてください。

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